太陽と月、生と死の狭間

誰にも公開していない、匿名だから書ける事を懇々と書き続けるブログ

夫との会話が続かない

結婚して丸5年。
「結婚するために頑張ったからもう頑張らない」と本性を出されて4年ぐらい?
本当に夫との会話が成り立ちません。
何て言うんだろう。多分何にも知りたくないんだよね。

日頃私が何を考えているのかとか
どんな暮らしを望んでいるのかとか
どんな風にコミュニケーションを取っていきたいのかとか
今後どんな夫婦であり続けたいのかとか。

とにかく「私の全て」に興味が無いんだと思う。
会話にも、行動にも、趣味にも、仕事にも、全て。
夫にとっては結婚がゴールだったのだ。後はどうでもいい。好きなように、自分が困らないように暮らしてくれればいい。その程度。

自分がやりたい事をやり、
休日は一人でPCの前に貼り付いてテレビをつけっぱなし。
最初の頃は頑張って一緒に見てたっけなぁ。車とか登山とか、昭和の・・・多分、夫がちやほやされてた少年時代の映画とかね。
ただね、それを一緒に見ていても、なーんにも会話が無いんですよ。
で、納得できないと気が済まない私は(多分自閉症のせいもあるけど)聞いてみた事がある。

Q.なんで見てもいないテレビを流しているの?内容頭に入ってないよね?
A.テレビは環境音で流しているだけ=音が無いと何となく不安だから流しているだけ。内容はぶっちゃけどうでもいい。
(実際、録画を消化すると言って、見終わってもメニュー画面のまま放置されている事が何度もあった)
Q.私に同じ部屋にいろと言いながら会話もスキンシップもとらず、ずっと同じ場所にいるのはなんで?
A.ネットはもちろん、自分の好きなサイトを巡回しながら艦これやってるのが一番楽しいし落ち着くから。
後は視界の中に入っていてくれさえすれば落ち着くから。
Q.ご飯のタイミングとかはどうすればいいの?
A.飯?別に好きな時に自分で適当に食べるし。
Q.じゃあ、私がここにいる「意味」は?
A.(無言)

意味なんてないよね。未来永劫、人との関わりを自分の都合の良いときにだけ持ちたい「ソリスト」だもんね?
誰がそんな、自分本位な関係を望むかよボケ。
そう思ったら、努力していた年月が非常にバカらしくなった。
無理に夫の部屋にいる事を止めた。自室(寝室兼私の荷物が置いてある部屋)にこもり、給仕の時だけ夫の部屋に行くようにした。
次に、仕事を始めた。最初は自分の小遣い、お茶代ぐらい稼げればいいなと思って始めた。
今年で3年目。順調に仕事は大きくなり、先月、仲介せず、直接契約まで要請してくるクライアントも出始めてくれた。
まだ自立できるだけの収入ではないが、いずれはそうなるのかもしれない。ここは、私の努力次第だが。

その時になっても、私はまだ「ソリスト」と暮らす選択をするだろうか。
今のところはNOだ。ソリストならソリストらしく、一人で生きていけばいい。都合良く甘え、都合良く使う。人間は道具じゃない。
私は会話がしたい。互いの意見を交換し、思った事を話したい。一方的じゃなく、互いに色んな事を共有し、通じ合いたい。
「男性から見た女性」を聞きたいし「女性から見た男性」も聞きたい。そうする事でわかり合える部分があると思うから。
だが夫からすれば、そんな事は「下らない」「無駄な事」だという事なのだろう。彼にとって、興味の無い事は会話したくないのだ。
大好きな車や登山の話はいくらでも自慢そうにしゃべっているが、私の会話になると途端にPCを触りだし、反応すら示さなくなる。

あーなんだろう、涙が出てきた。とりあえず、今日はこの辺で止めて、仕事に戻るかな。

14時43分、祝日なのに、別々の部屋で過ごす日にて、甘いココアを横に置きながら。